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ひどい親

Posted in Other by harry on the June 18th, 2007

今日、買い物に行ったら驚くような光景を見た。
母親の後に、4歳くらいの女の子。ちょうどうちの娘と同じくらい。その子が大泣きしながら歩いている。
急に振り向いた母親が、さっと手を振り上げる。見た瞬間こっちが固まった。女の子はさっと母親から距離を取る。
でも、その母親の行為は、単なる脅しじゃなかった。ばっと女の子の腕をつかんで引き寄せ、平手打ち一発。続いて往復で平手打ち。4歳の女の子に。
とたんに物凄い怒りを覚えて、よっぽど忠告してやろうかと思ったけれど、それで恥と思ってやめるのではなく、後になってさらにその子に当たられては敵わないので、結局何も言えなかった。それを考えているうちに、向こうは見えないところへ行ってしまった。
離れたところで待っていた家族のところに戻った後も、後を追い、車か家を突き止めて、児童相談所に通報すべきだったんじゃないか、とか、そんな考えばかりが浮かび、とても買い物どころではなかった。あの女の子の反応からして、ああした折檻が日常茶飯事なのだろう。今でもとても悔やまれる。

基本的に、父親というのは、子供に手を上げる必要はないと思う。大人の男が本気で怒る声は、子供にとっては十分に恐いもの。自分は父親に一度として手をあげられた事はなく、それでも中学まで、怒る親父の目は見れないくらい恐かった。高校でも、どうにも受け入れられない部分に対して反論を述べるのがやっと。父親というのはそれくらい厳しくなくてはいけないと思う。そして、それだけの事ができるのだから、手をあげる必要はまったくない。

一方母親というのは、女性であり、常に子供といることもあってか、どんなに金切り声で叱っても、子供には甘く見られがち。育児本の中には、それでも手をあげる必要はなく、「お母さんがいかに悲しいかを伝えましょう」とか、折檻ではない他の手法で子供を反省させようという記述をしているものもあるけれど、えてしてそういった方法は相当な忍耐を要するもの。子育てとはまず忍耐ですけどね。しかし母親の忍耐力も人によりけりなので、叱っても聞かない時に、尻をひっぱたくのはいいと思う。逆に言えば尻で十分。

顔を平手打ちするなどは、もう論外中の論外。どれだけ力の差があると思っているのか。どれだけ耐久力の差があると思っているのか。あんたがどれだけストレスを抱えているか知らないが、どれだけ夫が子育てに非協力的か知らないが、どれだけ辛い人生を歩んできたか知らないが、それでも母親が子供の顔をひっぱたくなんてことはありえない。その子はどこに救いを求めたらいいんだ。ホントにあの親は死んでいいと思った。

良くあるケースとして、虐待をする親に、警察や児童相談所の人などが確認に訪れると、子供が必死に親をかばうことがあるらしい。虐待をする親を。それだけ子供にとって親とはかけがえがなく、他にすがる物がなく、大切な存在なのだ。

今日、娘が服の店で、かくれんぼをしようと言い出した。僕が服の陰に隠れていたら、娘は柱にかかった大きな鏡越しに、僕を見つけた。でも鏡越しの意味が分からず、娘は柱を回って向こうに走っていってしまった。戻ってきてまた鏡を見る、パパはそこにいる、柱を回って走っていってもどこにもいない、の繰り返し。かわいすぎて、面白すぎて、僕は服屋で心底笑った。
自分の欲やストレスはぐっとこらえて、真っ直ぐな気持ちで接すれば接するほど、子供はこうして応えてくれる。育児にストレスを感じ、それを子供にぶつけている親には、その事を実感する機会があって欲しいと思った。

2 Responses to 'ひどい親'

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  1. みっとしぶ said, on June 18th, 2007 at 2:56 pm

    > 良くあるケースとして、虐待をする親に、警察や児童相談所の人などが確認に訪れると、子供が必死に親をかばうことがあるらしい。虐待をする親を。

    これって

    > それだけ子供にとって親とはかけがえがなく、他にすがる物がなく、大切な存在なのだ。

    とは限らず、後になって更に攻撃されるのが恐怖、という可能性もあるね。
    「なんであそこで告げ口をしたのだ」と。
    児童相談所は対応をしてくれるが、明確な証拠がないと抑えないケースも少なくない。
    ストーカー被害における警察もそうだけど、悲惨な現場をもってしてはじめて対応するってこともある。

    今回のケースでなぜ手をあげたのかわからないけれど、叱ると怒るの区別もない、我慢のない人が増えつつあるよね。
    ウチも父親は無言の迫力がありました。
    逆らうともうやっていけないくらいw
    御ブログはよい父親像の手本として参考になるネタがいっぱいで嬉しいです。
    今後もチェックしていくぜ!

  2. みっとしぶ said, on June 18th, 2007 at 3:56 pm

    ディズニーの「リロ&スティッチ」というアニメーション映画で「崩壊しているけどイイ家族」という台詞があります。
    序盤で目を覆うような出来事も、イイカタチで昇華されれば救われるな、と思いました。

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