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Cherry OSとPear PC

Posted in PC by harry on the March 26th, 2005

ようやく出ましたCherry OS。しかし正式に製品版となってもPear PCパクリ疑惑は止まないばかりか、HFV Explorerなども流用している可能性が高いようで、がっかり。
性能についても、ベンチマーク結果がMXS社のサイトに載ってますが、Pear PC測定結果のこのキャプチャはどっかのBBSの投稿?しかもCherry OS側が使用したマシンのスペックは載ってなくない?さらにPear PC側がすぐに反論。3倍近い性能を出す始末。

実際のところどうなの、という事で、インストールしてみました。使用したPCはPentium4 2.6CGHz、メモリ1GB。

すんなりとは行かず、試みること6回。パクリの件は抜きにしたとしても、下記の点でお金を払う気にはなれません。

  • インストールオプションが標準では、CDチェック後延々と読み込み状態に。同時インストールをBSDサブシステム、IE、StuffIt、日本語だけにしたら成功。
  • 上記で失敗したプロフィールは、プロフィールセッティングでフォーマットしてもエラーで使えず。しかもプロフィール削除できず。
  • 起動するとウインドウが毎回全画面サイズ。
  • Cherry OS自体、計3回インストールしたが、2回目は途中でフリーズ。PCを再起動したら「深刻なエラーから回復しました」と出てげんなり。
  • CDROM supportを有効にしていると、しばしば勝手にドライブのトレイが開く。
  • ロゴの表示が変(画像参照)。君ら1600×1200の画面で検証してないのかと。
  • 子画面がフリーズした時に、再度プロフィールのOSXを起動すると、右端の方がグレー一色に。

ショボいながらも、マニュアルどおりにやればネット接続もできました。動作速度は、Webブラウジングならそうストレスがないかと。ややもっさり、ぐらい。Cherry OS自体の物理メモリ使用量は260MB程度ですが、マシンのページングファイルサイズが計1.5GB。これはちょっとデカすぎる。

一方のPear PCは、まずPrasys’s PearPC EmulationからインストーラーをDL。「Download Pear PC Installer (by Prasys)」ってリンク。
次にハードディスクイメージファイルを用意。自分で作るか、インストーラーと同じページからDL。
HDDイメージも準備できたら、フォルダ内のppc.cfgを編集。とりあえずpci_ide0_master_imageに自分のHDDイメージファイルのパス、pci_ide0_slave_imageに自分のCD-ROMドライブのパス。ドライブにOSXのインストールCDを入れて、コマンドラインから
ppc ppc.cfg
と入力して、ppc.exeを実行。

うーん、ダメ。下記のような表示が出て進まず。CDを読み込めない様子。

[IO/IDE] <Warning> SPTI: DeviceIoControl<> returned error:

フォーラムで検索するも、回答は「ドライブレター合ってる?」とか「CD入ってないんじゃないの?」なんて役に立たない回答ばかり。では、CDのisoイメージで試してみようかと。
その前にふと思い立ち、Cherry OSで作ったイメージファイルをpci_ide0_master_imageに指定。起動。OSXまで動きました。あらら。それでもOSXまで起動する確立は1/5でしたが。
本題に戻り、CDからisoイメージ作成。作成はIsoBusterを使って。CDドライブを選択して、左窓のCDのアイコンを右クリック、「展開」。これをpci_ide0_slave_imageに指定したらインストールできました。

インストールCD1枚目が終わり、再起動まで行ったら、pci_ide0_master_imageにインストールCD2のisoを指定してPear PC再起動。ソフト系をインストールして無事完了。
ネット接続する場合は、一旦PearPCを落とし、スタートメニューから「Setup Networking for Pear PC」を実行してOpenVPNをインストール。既存のローカルエリア接続に「インターネット接続の共有」を許可し、OpenVPNインストール時に追加されたローカルエリア接続のTCP/IPにIP192.168.0.1、サブネットマスク255.255.255.0を設定。ppc.cfgにpci_rtl8139_installed = 1と設定して、MacOSXを立ち上げて、ネットワーク接続でIP192.168.0.2、サブネットマスク255.255.255.0、ルータを192.168.0.1として、DNSサーバをLANのルータのIPにすれば(ネット直接接続の場合ISPのDNSサーバのIP)、ネット接続できます。でも元々LANで192.168.0.*のIPを使ってた場合は変更が必要。

不安定さはありますが、スピードはCherry OSより若干上かと。使用物理メモリはCherry OSと同じく260MB程、ただしマシンのページングファイル使用量は500MB程度。結論としては、Cherry OSいらね、と。

追記:Mac OS Xの使用許諾契約によれば、Mac OS Xはアップル商標を付したコンピュータでの使用のみ許されています。PearだろうがCherryだろうがダメなわけですね。それなのに商品として売り出してるMXSって・・・。

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