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2005年大予測

Posted in Other by harry on the December 30th, 2004

あちらこちらで、来年の大予測が色々と書かれてますが、とあるIT系大予測の結びはこんな。

一番大事なのは、われわれが皆、平和と繁栄とプラス成長に満ちた新年を迎え、テクノロジーの恩恵を享受できることだ。良い休暇を、そして2005年にまた会おう。

いやー素晴らしい。見事に頭の中はITのみ。平和と繁栄とプラス成長に満ちるということがどういう事か、まったくわかってない様子で。

この記事の対象読者がどの程度の国に及ぶのか知りませんが、仮に先進国が繁栄とプラス成長に満ちるという事を意味しているとすれば、途上国がマイナス成長となることを意味し、それが平和を脅かす事は今更説明するまでもなく。
また全世界が繁栄とプラス成長に満ちるという事は、そのプラスは地球環境のマイナスによって生じるわけで、環境危機時計の進行速度が一段と加速し、温暖化や異常気象がますます深刻化するなどという事も今更以下略。現実には全世界が繁栄などという事はあり得ず、搾取されている国がより搾取されるだけですが。

無から有は生じない以上、どこかがプラスになれば他方がマイナスになるわけで、極めて大雑把な計算ですが、一部の先進国のマイナス全体を、他の先進国のプラス全体が上回っているとすれば、足りない分は途上国と地球環境から来ているわけです。で、お金も産物もない途上国は、人の命や、心がマイナスされているわけです。そういう繋がりはまず目に見えませんが。
極論すると、本当に平和と繁栄を願うのならば、もう成長するなという事だと思ってます。そして先進国は当面マイナス成長を続け、途上国は国民が人生を楽しめる程度に繁栄を遂げると。その上で(精神的余裕を得た後に)宗教、領土、その他多くの問題を解決し、金銭的にではなく、文化的に豊かな発展を是とすると。書いてるのがバカらしくなるくらい実現性0ですね。
個人的にも、自分の収入が今後マイナスでいいとか思ってないんですよ。まぁサラリーマン全体からいえば少ないほうなので。とすれば先進国がより成長を望むのも当然なんですけど。決して極端に収入を増やしたいとも思ってませんが。
とはいえ、予測を述べるような識者がああいうバカなセリフを吐くのに頭にきたわけなんですが、もしかしたら自分の醜い部分を見せられたような、そんな気がしないでもないです。しかしアメリカは相変わらず京都議定書にシカトを決め込み、インドは「環境より開発を優先する」と言い切り、2005年に平和と発展の両立などあるかボケ、というのが正直な感想ですね。

2 Responses to '2005年大予測'

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  1. yuu said, on December 31st, 2004 at 2:41 pm

    インドなら、開発よりカレーを優先して欲しいですね。

  2. harry said, on December 31st, 2004 at 7:12 pm

    パキスタンには是非核ではなくカレーで対抗して頂きたい。

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